野球で突き指したらどうやって治療するか？

 

野球に限らず、スポーツをやっていて、あるいは日常生活の中で突き指になってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。あまり重傷ではないため、しっかりとした治療はせずに自然治癒で治してしまうことが多いのです。

 

それゆえ、突き指とはどんな症状なのか、具体的に知らない人もたくさんいらっしゃいます。そこで今回は、どんな症状なのか、そしてその正しい治療法は何か、詳しく説明していきます。

 

突き指は捻挫の一種であり、その原因から付けられた症状です。

 

指を突いた、ということから指の関節がのめり込んだと感じてしまう人が多く、指を引っ張ったりしてしまいがちです。ただ実際には、のめり込んだ訳ではなく、突いた衝撃で関節が捻じれたり、過度に伸ばされたりして起きる症状なのです。

 

症状が起こると、大抵の人は指が目に見えて腫れてしまいます。これは組織の中で損傷が起きており、内出血している状態なので、患部は安静にしていなければなりません。

 

決して引っ張ることはしないでください！！

 

まれに骨折を伴っていることがありますが、外見だけでは判断できず、放置することで関節機能が悪化してしまうことだってあるのです。

 

では、突き指になってしまった場合、どんな治療法がよいのでしょうか。

 

指にはさまざまな部位があるため、一概にどんな治療方法が正しいとは言い切れません。ただ、共通して言えることは、絶対に安静にすること、そしてその部位をテーピングや包帯でしばらく固定することが重要となります。

 

 

軽傷から重症の場合までさまざまですが、まずはアイシングをして患部を冷やしましょう。

 

それが終わったら、痛みが伴っている部分を固定し、1週間から最大で1カ月近くは、固定期間を設ける必要があります。

 

もちろんその期間中は、その指を使った運動はもちろんのことですが、日常生活でも負担をかけないように気を付けなければなりません。

 

一番の治療方法は、安静にし患部を固定し続けることです。それを守らなければ、余計に悪化してしまい、場合によっては手術が必要となる事もあります。

 

良い例がutubeにありましたので載せておきますね！

 

 

包帯やテーピングを外し、関節の動きに違和感がないか、痛みは取れているかどうか確認し、問題がなければ軽めの運動から始めるようにしましょう。

 

しかし、頭に入れてほしいのはテーピングは「治療」ではありません。「予防」をするためのものです。
テーピングなどの指を固定をするものは、ケガをそれ以上悪くしないために巻くものであって、けがが治るわけではありまｓん。

 

 

突き指は、スポーツ障害の中でも頻繁に起こりやすく、それゆえに軽視されやすい症状です。

 

しかし、指は野球をする上では、非常に重要な部位となるため、放置することは決してよくありません。
多少の痛みなので問題ない・・・と我慢をしたり放っておくようなことはせず、しっかりと治療し、万全な状態でプレーできるように努めましょう。