野球肩の防止には肩甲骨に気を遣え！
野球肩にならないためには、まず肩甲骨の動きと使い方を意識することが非常に大切だとされております。
野球をやっている人は、肩の痛みに神経を使う人が多いのではないでしょう。
投手は、球数制限をしたり投球後にアイシングをするなど、日々ケアを怠りませんが、野球の方も常に気を配っていると思います。
そういった普段の意識やケアも大切なのですが、それよりも肩甲骨に注目をおいてみましょう。
肩を動かす時には肩甲骨も連動して動いております。もし肩甲骨周辺の筋肉が硬い場合、しっかりと動いてくれないため、肩関節にかかる負担が大きくなってしまいます。そして、それが野球肩になりやすくなってしまう原因となるのです。
野球肩になる、ということは合わせて肩甲骨の状態も悪くなってしまっているということです。
もし、野球肩により肩を痛めてしまった場合、肩関節を集中して治療するよりも、肩甲骨の動きを良くすることで、肩関節の炎症が起きにくくなる可能性もあります。。
つまり、野球肩の防止には、肩甲骨をストレッチして動きをよくしたり、周辺の筋肉をつけることが非常に重要とされております。
ボールを投げる時は、下半身から体幹を通り、肩甲骨に伝わります。さらにそこから肩・肘、そして手首に力が伝わって、ボールを投げます。
この時、肩甲骨がしっかりと働いていれば、その分肩関節に負担がかからずに、ボールにしっかりと力を伝えることができるようになります。
よって、肩甲骨の使い方を意識するということは、先ほども述べた野球肩の防止につながるだけではありません。
投球そのもののパフォーマンスも向上し、より質の高いボールを投げられるようになるのです。つまり、肩甲骨に気を配るということは、故障の防止だけではなく、投手として、いや野球人として意識が高い証拠と言えます。
野球はさまざまな箇所を故障してしまうスポーツですが、肩の故障は一番厄介です。だからこそ、日頃からケアをしたり、怪我をしにくい体づくりをすることが大切とされております。
まずは、肩甲骨の使い方、あるいは鍛え方を学び、より良い肩の状態を作っていくことを意識しましょう。
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