身長が高いのは才能か?
ほとんどのスポーツにおいて、身長が高いということはそれだけで強い武器になります。そして身長が高いということもまた、その人も立派な才能になるのです。
例えばバスケットボールやバレーボールなどは、身長が高い選手でなければ、なかなか活躍することはできません。
サッカーにおいても、身長が高ければポストアップなどのパワープレーで重宝されますし、もちろんここのサイトの主題でもある野球では投手が高い位置から球を放ることで角度が付き、唯一無二の武器になるのです。
身長が伸びるということは、スポーツにおいて単純に空中戦や高い位置での争いに有利になるだけではありません。それ以外にパワーが付くという利点もあるのです。
例えば、体は細く筋トレなどをしていない大人であっても、背の小さな子供より力があります。日本人が外国人、特に欧米人にパワー負けしてしまうのも、そもそもの身長が負けている傾向にあるからです。
つまり、体格で勝つためには、筋力トレーニングをするよりも、まずは身長を伸ばす努力をする方が効果的なのです。
筋肉は思春期を過ぎないと男性ホルモンの関係で本格的には発達しませんし、男性ホルモンが出始めると、身長の伸びも自然と止まるので、まずは身長アップからです!
では身長を伸ばすためには、どういったことをすればよいのでしょうか。これは少し考え方を変える必要があります。
それは、「身長を伸ばす」のではなく「身長の伸びを妨げさせない」事に重点を置く必要があるのです
。ただ、近年は食生活が変わったこともあり、普通にしていれば高身長になる人も多くおります。
また、バスケットボールやバレーボールなどのスポーツを続けていれば、その中のトレーニングで自然と体が適応する体に近づいていくこともあります。
それでも身長の伸びを妨げてしまうことがあります。それは、成長に体に過度な負担をかけてしまうことです。
特に気を付けてほしいのが常に筋肉痛になっているような過度の筋肉トレーニングです。
筋肉が硬くなってくると、骨が伸びようとする力を抑えつけてしまうことになり、骨の成長を妨げてしまうのです。
また体に無理な負担をかけてしまうことで、怪我をしたり骨の歪みを生じさせたりすることもまた、身長の伸びが妨げられる原因となります。
つまり、成長期に体に過度な負担がかかるようなトレーニングはしてはいけません。
特に小学生、中学生時代は気をつけましょう。筋肉を付けるような練習よりも、技術を伸ばす練習やスポーツに対する知識を蓄えることに集中した方がよいのです。
アスリートにとって高身長は憧れでもあり、目指すところでもあります。それには小さな頃から意識してスポーツに取り組む必要があるのです。
間違った練習やトレーニングをして体に過度な負担をかけてしまわないように気をつけましょう。それには、周りの大人の方の助言や、子供の健康状態や生活習慣をしっかりと管理することが大切になってくるのです。
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