野球肘、野球肩、痛み、筋肉痛など不快な症状の解決集

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野球をしているとさまざまな箇所に故障を抱えてしまうものですが、上腕二頭筋も悪くなってしまう箇所の一つです。

 

上腕二頭筋とは、腕を曲げた時に、力こぶができる場所のことであり、筋肉が一番付きやすい反面、炎症や痛みも起こしやすくなるのです。

 

 

病名としては、「上腕二頭筋長頭腱炎」と呼ばれるものであり、野球だけではなくテニスなど肩と腕を使うスポーツをやる方に多くみられます。

 

具体的な症状としては、肩の関節が痛んだり、二の腕から肘にかけて痛みが発生するものです。

 

これは長頭腱から肩甲骨の間にある、結節間溝という骨にある凹みがあるのですが、この部分を通る腱が骨と摩擦して炎症を引き起こし、結果として痛みにつながります。

 

 

自分がこの症状にかかっているかどうかを確かめる方法があります。主に3つのテストがあります。一つ目が「スピードテスト」と呼ばれるもので、腕をまっすぐに伸ばした状態で、前腕を外側に向けて上にあげます。その時に肩に痛みが感じた場合は、疑いがあります。

 

 

次に「ヤーガンソンテスト」です。肘の関節を90度に曲げて、手の平を上にした状態で固定します。その状態で、前腕部に力を加えてから内側に腕を戻そうとした時に痛みが発生するかどうかで判断できます。

 

最後に、「エルボーフレクションテスト」といったものです。

 

 

ヤーガンソンテストと同様に、肘の関節を90度に曲げて、手の平を上にした状態で固定してください。そのまま肘が曲がらないように抵抗した後で、肘を曲げて見て肩の痛みが発生した場合は、上腕二頭筋長頭腱炎の疑いがあります。

 

治療する方法としては、これは筋肉の使いすぎによる炎症なので、まずはストレッチや筋肉を休めることをしましょう。アイシングや抗炎症剤といった炎症を抑える治療方法も適切です。

 

それでも痛みが治まらない時は、整形外科やスポーツ外科に相談するようにしましょう。

 

野球は腕と肩を使う頻度が多いスポーツのため、上腕二頭筋も怪我や故障をする可能性が高くなります。筋肉を痛めてしまうと思うままにプレーできないですし、パフォーマンスも低下します。

 

もし違和感を感じるようなことがあれば、すぐに対策をしましょう。

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