野球でも起こる筋、筋膜性腰痛症を治すには？

みなさんは、筋・筋膜性腰痛症というものをご存じでしょうか？  
 
名前のように腰にくる痛みであることは間違いありませんが、実は腰以外にも痛みが走ることがあるとされております。

この症状は、野球やゴルフなどをしている人にも多いとされているのですが、近年では一般の人も困っている人が多いとされているのです。一体なにが原因で起きているのでしょうか。

急性的に起こる場合は、スポーツなどでプレーをした際に、腰に無理な負担がかかってしまい、結果的に筋・筋膜性腰痛症を発症させた時です。

例えば野球の場合でいえば、フルスイングをしたい、守備の際に腰をかがめたりすることで、負担が蓄積され、その原因となってしまいます。

それで、、腰の筋肉、特に、「脊柱起立筋」と「大腰筋（腸腰筋）」が損傷して炎症を起こしたり、過度に緊張した状態になって痛みが発生します。

問題は、二つの筋肉とも意識しにくい筋肉なので、腰痛という表現になります

一般の方であれば、重い荷物を持ったり、腰をかがめるような姿勢をし続けると、慢性的な疲労が蓄積されます。それが、体を歪ませてしまったり、体内の循環が悪くなり、腰痛を抱えてしまうのです。

この症状は、痛みを伴います。急激な痛みだったり、慢性的な痛みだったり、それは人によって異なります。ただ、湿布をはったり痛みどめを飲むだけでは治りません。また腰だけではなく、首や肩、肩甲骨、あるいは椎間板ヘルニアなども同時に発症する恐れもあるのです。

ではどうすれば筋膜性腰痛症を予防することができるのでしょうか？

一番簡単で有効的な方法は、疲労回復しやすい環境を整えることです。例えば、一日の最後にしっかりとお風呂につかって疲れを取ること、毎日適度に運動して体内の循環を良くするなどが有効です。

他にも、最近では酵素ドリンクというものが販売されておりますので、積極的に体内に酵素を取り入れることを意識することも、疲労回復に非常に良いとされております。

大切なのは、体の歪みを改善し、自然と疲労回復する環境をつくることです。

筋・筋膜性腰痛症を抱えていると、十分な野球のプレーができなくなる恐れがあります。もし少しでも痛みを感じ始めた場合はすぐに対処するようにしましょう。

また腰だけに原因があるとも限りませんので、まずは一度病院に行き、レントゲンなどで写真を撮って適切な治療をうけることをおすすめします。