中学生、高校生の筋力アップ

野球は小学生から盛んに行われているため、小学から中学、そして高校と一貫して続ける方が多くおります。スポーツをするのに大切な体づくりですが、実は高校生からが本番と言われております。
小学生ではまず野球の基本的なルールや楽しさを学び、中学生になってからは、より深い技術的なことを学びます。
この時は、まだ体が成長期に差し掛かかった時期であり、もし筋肉トレーニングを盛んに行ってしまうと、骨や関節に負担をかけ、成長を妨げる可能性があるのです。
つまり、成長期が落ち着いた高校生からが筋肉トレーニングの本格的なスタートなのです。

では、筋肉トレーニングをする上で最も重要なのは何か。それは、トレーニング、食事、そして休養と、この3つのバランスをとることが大切とされております。
筋トレで大切なのは量ではなく質です。やみくもに量をこなせばよいというものではありません。短時間で集中して行うようにし、長くても1時間以内に終わらせましょう。

最初に鍛えるのは、大きな筋肉です。つまり、胸や背中、腹筋、臀部などの体幹筋から、太ももを中心に鍛えるとよいとされております。これは、大きい筋肉を鍛えることで成長ホルモンの分泌を促すことができるからです。
逆に言えば、トレーニング初期には、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三種目に腹筋はとても大切なトレーニングなります。トレーニングの世界ではこの三つをビック３と呼んでいるくらいなので、初めはこれと腹筋だけでいいくらいです。

もっと専門的なジムでは、瞬発力をつけるスナッチなどもやりますが、専門的なトレーナーがついていないと、危険だと思います。

この三種目は一見簡単そうですが、しっかりとしたフォームでやるのは意外と難しく、私がジムで見ていても正しいフォームで出来ている人はそんなに多くありません。
正しいフォームでやらないと高重量になった時に必ず筋肉を痛めます。

しかし、一番大きい筋肉ということは疲労も溜りますし抜けにくいので、必ずストレッチ等のケアーをしてください。

次に大切なのが食事です。筋肉をつけるために最も必要な栄養素はタンパク質です。肉や魚、卵や豆製品などはタンパク質が豊富に含まれておりますので、一日の食事の中で必ず摂るようにしましょう。
おすすめは、脂肪分がすくなくタンパク質が豊富な、ささみや卵白といった食材です。
また近年は高校生でも、プロテインを使って栄養を補充している人も多くいらっしゃるため、食事とのバランスを考え積極的に取り入れたいところです。

タンパク質は高校球児ですと体重1キロに対して1～2ｇは必要と思われますので、どうしてもプロテインが必要となると思われます、また、タンパク質の一度での吸収量も限度がありますのでどうしても複数回の
プロテインの摂取という事になると思います。

そして最後に休養の大切さについて説明します。筋肉が成長するのは、筋トレをしている最中ではなく、休めている時と言われております。つまり適度な休養がなければ筋肉は発達しないのです。
筋肉痛がある状態でトレーニングをするとかえって痛めてしまうことにもなるため、2～3日は休養期間を設けるようにしましょう。

高校生になってから、今回挙げたことを意識して、本格的に筋肉トレーニングを開始してみてください。

参考サイト：東京で評判の良いフィットネスジムまとめサイト