野球肘のもサプリメントは有効なのか?
野球肘と聞くと、治療するにはストレッチやマッサージ、重症であれば注射や手術などを思い浮かべてしまいます。しかし、実はサプリメントを摂ることで野球肘の痛みを防止してくれることがあるのです。
サプリメントと聞くと、体の栄養素を整えたり、筋肉などの体作りのために摂るものと思われがちですが、怪我や痛みに果たして効くものなのでしょうか。
サプリメントは、普段の食事などで賄いきれない栄養素を補うために摂取します。そのため、普段の食事によりどういった栄養を取っているのか、使うサプリメントによってどんな栄養素が補えるのかを正しく理解しておかなければなりません。もちろん野球肘用に開発されたサプリメントといったものは存在しないため、まずは肘の痛みを改善するために必要な栄養素を理解しましょう。
それはすなわち、アミノ酸、そしてタンパク質となります。野球肘のリハビリの際には肘周辺の筋肉が委縮することを防ぐために、筋肉そのものを付けなければなりません。アミノ酸とタンパク質は筋力アップに効果的であるため、それらを配合したプロテインを摂るとよいとされております。
また、抗酸化成分が配合されているサプリメントも効果的です。一見肘の痛みと関係ないように見えますが、実は筋肉を酷使することで活性酸素が増加して、組織の損傷と炎症を引き起こします。それらを防ぎ回復を早めるためにも、活性酸素を抑える必要があるのです。
だからこそ、ビタミンCやビタミンEといった抗酸化成分をサプリメントで摂取すると、野球肘の改善にも繋がるとされております。
他にも、関節の痛みを和らげて組織の回復を早める効果のある、グルコサミンや、コンドロイチン、ヒアルロン酸などの成分も有効的とされております。これらは高齢者の関節痛にも活躍しております。
もちろんサプリメントだけで野球肘が治るわけではありませんが、治療を早めるために重要な働きをしてくれます。なかなか高価なものもあるため、続けることは難しいですが、余裕がある人は、リハビリや治療に積極的に取り入れたいところです。
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