肘の内側のテーピング方法は?
オーバーユース、つまり継続的な反復動作で関節や腱などに負荷を加えると、炎症や疲労骨折などのスポーツ障害が起こります。
野球肘もその一つで、十代の男子に比較的多く発症するとされています。これは日頃のトレーニングによるオーバーユースに加え、少年期は骨や軟骨、そして筋肉が未発達であるということが関係しています。
診断は骨の変化をレントゲンで確認することから始めます。しかしレントゲンだけでは筋肉、腱の状態はわかりません。
MRIを使うと、骨軟骨の変化や筋肉、靭帯の状態を詳細に検査できます。
さて野球肘は病気の容態は、肘に原因がある場合と、手首に原因がある場合の2種類に分けられます。
大抵の場合、練習後に肘や前腕の違和感があることから気づきます。そのまま腕を使い続けると、症状を悪化させ、さらには慢性化してしまいます。
そこで、症状が出た肘の内側や外側をアイシングで冷やし、ストレッチで伸ばしたり、部位を休ませるといったと症状緩和に努めなければなりません。特に症状の初期段階は、症状の変化が最も大きく、この時期には安静が必要です。
テープなどでサポートをすることもできます。テーピングは野球肘やその他のスポーツ障害などで肘の内側を痛めている場合に有効です。
またこれらの症状の予防にもなります。そのため、投手だけでなく、送球をする選手にテーピングも良いでしょう。
使用するテープは固定力の強いものだけでなく、皮膚の伸びに対応できるものと2種類を使い分けて貼ると、可動性も良く、肘に負担がかかりにくくなります。
巻く時は肘を少し曲げます。
肘を伸ばしたまま貼ると、後にはがれやすくなりますので気をつけましょう
。
ここに肘の内側のテーピング方法が解説してあります。テープも綺麗で見やすくて良いです!!
ただし、痛みや腫れといった症状が強い場合や、サポートではなく固定しなければならない場合などは、テーピングでの治癒は難しいでしょう。
自己判断は症状が慢性化する恐れがあります。症状によっては手術までしなければならないかもしれません。ですから症状が出た段階で、専門医による診断を受け、適切な処置を施しましょう。
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