野球肩の痛みにはテーピングで応急処置を!
野球をする上で、必ず知っておきたいのは、テーピングの巻き方です。特に肩に関しては痛めやすい箇所であり、常日頃からケアが重要視される箇所なので、そこの巻き方を知っているかそうでないかで大きく違います。
野球選手の常識として、利き肩に負担をかけるような荷物の持ち方はしない、投球後はすばやくアイシングをするというものがあります。
またプロ野球選手でも、肩に違和感を感じたらすぐに投球を止めるなど、野球をする上で、肩は一番大切です。
どんなテーピングの巻き方が理想的なのでしょうか。
その前になぜテーピングが重要なのか説明します。
テーピングは障害を起こしている部分に負荷がかからないようにする効果があり、症状の悪化を防いだり、痛みを和らげる効果があります。
しかし正しい巻き方を知らなければ、症状が悪化することもあり、また筋力が弱い段階で誤った巻き方をすると、筋肉を痛めてしまうことになります。つまり、テーピングの正しい巻き方を知ることが重要です。
行う際のポイントは、腕を上げた状態で行うことです。
野球肩は、腕を上げた時に痛みが発生するので、まずはどこが痛いのかを把握することが大切です。
使うテーピングは必ず伸縮性のあるものにしましょう。
伸縮性がなければ、肩の動きを無駄に抑制したり、筋肉や関節に余計な負担をかけてしまいます
野球専用のテーピングも市販されているため、可能な限りはそれを使うようにしましょう。
長さは30~40センチ程度にし、肩の後ろから腕の前側に貼っていきます。痛む箇所を中心として、クロス上になるように二本は巻きましょう。そして交わった所が痛む箇所の中心となるように巻くことがポイントとなります。
巻き終わった後は、肩を動かしてみて、違和感や痛みがひどくなっていないか確認し、問題がなければ完成です。
テーピングは、野球肩の痛みに対して一番簡易的な方法であり、そして最もポピュラーな応急処置方法です。これを知っているかどうかは、野球人生において、重要な意味を持ちます。
正しい知識を付け、日々の野球の練習の中で上手に活用するようにしましょう。
関連ページ
- 野球少年、高校生の肩の痛みの対処法
- 野球をする球児の肩の痛みに関して。子供のころは子供によって痛みを気にしない子、逆に気にする子供、両極端で自分の感覚だけで判断しがちですので、周りの大人がしっかり見てあげてください。
- 肩の痛みの原因と対処法 初級編
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩 の痛みを中心に扱っていきます。肩のトラブルを抱えた場合、初めにチェックして、やるべきことなどを書いていきます
- 野球少年に多い肩の痛の種類とと症状
- 野球少年に多い肩の症状と、どこの筋肉、腱、関節が痛んでいるのかを解説します。これも、症状の進行度によって処置が変わってきます。
- 野球での肩の痛みの原因
- 野球少年の肩、肘の痛みを軽減させる、お悩み解決集です。肩の痛みはピッチャーに多い症状ですが、肩が痛いすべての野球をする人への参考になればよいです。
- 野球の肩の痛みを軽減させる方法
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩を守るサイトです。まずは、自分の肩の状態をよく観察して、平常時、違和感などを感じ取ることが大事です。
- 野球肩には大きく二つの原因が!
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩に痛みの原因を大まかに分けて、予防、治療の役に立ててもらおうと思います。
- 野球肩からリハビリで復活しよう!
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩の痛み、違和感を治す方法のおまとめサイトです。
- 野球肩、インピンジメント症候群とサポーターでのケア
- 学童野球、中学野球、高校、草野球まで野球をする人達の肩、特にインビンジメント症候群のケアに関して説明いたします
- 野球肩のためのテーピングは?
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達で肩を痛めた選手へのテーピング方法です。 肩の痛めた場所によっては張り方は違いますが、一般的なものから説明したいと思います。
- アイシングは投手の肩の生命線?
- 少年、学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩、疲労をアイシングなどでどのように回復させるか、効果はどんなのものなのかを説明いたします。
- どうして野球肩になってしまうのか?
- 学童野球、中学野球、高校、草野球まで野球をする人達の野球肩はどのような理由で発生してしまうのか、かた、発生理由別にどのゆな予防策があるのかを説明します。
- 肩甲骨周りの痛みとその解消方法
- 学童、中学、高校、草野球まで野球をする人達の肩と肩甲骨周りの痛みの解消を目指します。この辺りは神経が鈍いので自分でもどこが問題なのかわかりにくいと思います。