野球肩、痛みの再発を予防する解決集

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肩の痛みを再発させないようにはどのようなことが必要か?

 

 

野球をやる上で、避けて通れないのは肩の痛みです。軽く違和感を感じるような軽度のものから、ボールが投げられなくなるほどの重症になることもあります。
ひどい人では、肩の怪我により日常生活において肩から上へ上げられなくなることもあります。

 

いかにして肩の痛みを発生しないようにするか、もし発症した場合はどのように対処するのか、知っておかなければなりません。

痛みが発症する原因はいくつかありますが、主に使いすぎと筋力不足が理由として挙げられます。

 

使いすぎが一番わかりやすいかと思います。プロ野球を見る人であれば、先発ピッチャーは一日で多くても120球前後が投球数のめどとなっていること、その後は中5・6日空けていることが常識になっていることはご存じかと思います。

 

 

学童、中学生ではイニング制限ですので、事実上もう少し少ない投球数になりますが、逆に毎日投げる事は多々あると思います。

 

肩は消耗品と考えられており、ある程度使ったあとは休息が必要です。肩を使った後は、筋肉が炎症をしているので、アイシングで素早く冷やして炎症を抑えなければなりません。

 

そしてノースロー調整などで肩の状態を徐々に通常の状態に戻していく必要があります。

 

次に筋力不足です。例えば、軟式野球で使用するボールと硬式野球で使用するボールは違います。軟式野球は133.2~136.8gなのに対して、硬式野球は141.7~148.8gとなっております。たかが10g程度ですが、かなり大きな違いです。

 

投げている選手は感じられませんが、ボールの重さと肩、肘への負担というのは関係があるようです。

 

もし筋力が発達していない段階で硬式ボールを使用すると、肩や肘に必要以上に負担がかかり故障しやすくなってしまいます。少年野球で硬式ボールが使われてないのもこのためだと思われます。

 

 

肩の筋肉を付けるには、ボールを使って遠投したりする方法もありますが、それよりもチューブを使ったトレーニングがおすすめです。まずは十分な筋肉を付けてからでないと、ボールを強く放った時に肩を故障しやすくなってしまうからです。

 

また、ウエイトを使用した筋力トレーニングも良いのですが強度な負荷の場合、マッサージ、ストレッチ等を今までよりも入念にすることが必要です。

 

今回紹介した原因以外にも、投球フォームだったり、肩の可動域の問題だったりと、肩を痛めるさまざまな要因があります。

 

守らなければならないのは、肩が痛いと感じた時は素早くトレーニングを中止して、痛みが治まるまで肩を使った練習をしないことです。長く野球を続けるために、肩は必ず大切にしましょう。

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